- チャートを見る時間は「分析」ではなく「誘惑」の時間。私がトレーダーからギャンブラーに戻ってしまう最大の原因とは
- 意志の力は信じない。OCO注文を入れた瞬間に物理的に画面を閉じる「完全放置の型」で感情を強制的に遮断する
- タイムリミットは4時間。含み損でも微益でも強制決済し、ズルズルとした持ち越しを防ぐ「居酒屋のラストオーダー」ルール
【はじめに】私は「臆病者」だけではありませんでした
こんにちは、コマコです。 前回の記事では、「30分でサクッと稼いで美味しい食事を楽しみたい」という、私の甘い願望と相場の現実(動くのに時間がかかる)についてお話ししました。
今回は、その続き。私の心の中に住む「ある魔物」の話です。
みなさんは、エントリーした後のチャートをどういう気持ちで見ていますか? 「怖い、見たくない」という方もいるかもしれません。
でも、私は逆なんです。 チャートを見るのが大好きで、楽しくて仕方がないんです。
値動きがチカチカするのを見ていると、ワクワクしてしまう。 「お、利益が乗ってきた!このまま決済しちゃおうか?」 「あ、下がってきた。でもここでナンピンすれば助かるかも?」
管理人さんまるで、「ちょいと一杯のつもりで飲んで~♪」(植木等さんの名曲『スーダラ節』)のように、気楽に手を出しては、気づけば深酒(泥沼の損失)をしてしまう……。
そう、私はトレーダーではなく、ただの「相場好きのギャンブラー」だったのです。 第 2回のテーマは、そんな「チャートにちょっかいを出したくなる自分」をどうやって制御するか、というお話です。
当サイトの情報は個人の体験談であり、投資の助言や医学的な治療効果を保証するものではありません
最大の敵は「数時間分の誘惑」
前回、私の拙い分析ですが、「相場の波(20pips)をとるには、最大 4時間足の終値確定前までは待つ必要があるのでは?」という仮説に辿り着きました。
しかし、ここに新たな大問題が発生します。 「相場好きの私が、何時間もチャートを見続けたらどうなるか?」
答えは明白です。



「何時間もガマンできるわけないじゃないですか!」
私の脳内では、こんな誘惑のパレードが始まります。
- 開始 30分: 「おっ、プラスになった! もう利確して勝ち逃げしようよ(ルール破り)」
- 開始 1時間: 「うわっ、戻された! 含み益が消えるのは嫌だ、逃げろ!(チキン利確)」
- 開始 2時間: 「ヒマだな…。あ、別の通貨ペアが動きそうだ。入っちゃえ(ポジポジ病)」
そう、私にとって「チャートを見る時間」とは、恐怖の時間ではなく、「ルールを破りたくなる誘惑の時間」だったのです。
チャートを眺めている限り、私はマウスをクリックしたい衝動に勝てません。 これでは、いつまで経っても「1億円」には届かない。
そこでジェミニさんと相談し、私の「誘惑の魔の手」を縛るための、ある強力なルールを導入することにしました。
【解決策】物理的に「見ない」こと
誘惑に勝つ唯一の方法。 それは意志の力で我慢することではなく、物理的に遮断することでした。名付けて、「完全放置の型」です。
ルール①:OCO 注文を入れたら、画面を閉じる
エントリーと同時に、必ず以下の 2つをセットします(OCO 注文)。
- 利確(TP): ここまで伸びたら自動で利益確定
- 損切(SL): ここまで逆行したら自動で損切り
そして、ここからが最重要です。 注文ボタンを押した瞬間に、チャート画面を閉じます(または席を立ちます)。 スマホのアプリも開きません。



「えっ、気になりませんか?」
気になります。めちゃくちゃ気になります。 でも、決して見ないことにしました。なぜなら、見た瞬間に私は「トレーダー」から「ギャンブラー」に戻ってしまうからです。
「相場では何が起こるかわからない」 だからこそ、結果はすべてボット(システム)に任せて、人間は退場するルールを選択しました。
ルール②:4時間足終値までの「タイムリミット」
私が許容するのは「最大でも 4時間の終値確定 5分前まで」です。 数時間経って、まだ決済されていなければ、その時はじめて画面を開き、どんな状態であっても「成行決済(手動終了)」します。
- 含み損だろうが、微益だろうが、そこで試合終了。
- 次の 4時間足にポジションを持ち越さない。
これは、ダラダラと飲み続けるのを防ぐ、居酒屋の「ラストオーダー」のようなものです。時間を区切ることで、ズルズルとした塩漬けを防ぎます。
私のエントリーの理由は「この 4時間足終値を対象」に導き出されています。よって 4時間足が切り替わった時点で対象外「理由がなくなる(消費期限切れ)」という考えです。
【まとめ】資金を減らす「本当の理由」を知る
チャートを見るのは楽しい。ガチャガチャとトレードするのは面白い。 でも、その「面白さ」が、私の大切な資金を溶かしていました。
- 注文したら、見ない。
- 結果は、ボット(システム)に任せる。
- 4時間足終値 5分前で、強制終了。
これで、私は「一喜一憂」からも「余計な手出し」からも解放されました。
しかし、私にはまだ「早く稼ぎたい」という焦りからくる、もう一つの大きな罠が残っていたのです。
次回は、私を破産寸前で救ってくれた「資金管理と数学」のお話です。
(次回【第3部】 早く 1億円通過したくて「リスク 20%」にしていた私を、数学が止めてくれた話へ続きます)



