FX資金管理シミュレーター使い方

この記事のポイント
  • チャート上では分からない隠れたコストをpips換算して可視化
  • ブローカー選択で各社のロスカット水準とレバレッジを自動反映
  • 自分のルールを入力してマイナスにならない真の期待値を確認
  • 数値を切り替えて物理的に耐えられるリアルな連敗許容数を確認
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当サイトの情報は個人の体験や検証に基づくものであり、特定の成果や正確性を保証するものではありません

相場の現実を確認する手順

このページでは、新しくなったシミュレーターの具体的な操作方法と、数値を入力するとツールが「どう反応するのか」をシェアします。

長年FXで泥沼にいた私が、自分のトレードルールの現実を知るためにAIさんと一緒に作ったツールです。以下のステップに沿って数字を動かしてみてください。見出しの順番通りに進めるだけで、あなたのルールの「真の姿」が見えてくるはずです。

ツールと説明文を並べるおすすめの準備

シミュレーターを使う際は、PCの画面を左右2つに分割するスタイルだと操作を確認しやすいと思います。片方にこの「使い方(説明文)」を、もう片方に「シミュレーター本体」を開いてみてください。

説明を見ながらリアルタイムで数値を動かすことができるので、格段に作業がスムーズになります。

【Windowsでの簡単な分割手順】

  1. 資金管理シミュレーター」。左の文字リンクをクリックすると、新しいタブで資金管理シミュレーターが開きます。
  2. 画面上部のブラウザタブにマウスカーソルを合わせてドラッグ&ドロップするとタブを別ブラウザとして分離させることができます。これで2画面表示の下準備ができます。
  3. キーボードの左下にある「Windowsマークのキー(田)」を押したまま、キーボードの「右矢印キー(→)」を押してみてください。
  4. 選択していた画面が右半分にピタッと移動します。
  5. 左半分が空くので、残った画面(シミュレーターか説明)をクリックして表示させます。
  6. スマホでご覧の方はブラウザのタブを行き来しながら少しずつ数値を入力してみてください。

それでは現実の数字を確認していきましょう!

見えない取引手数料をpips換算する

チャート上の設定だけでは見えてこない、実際の「取引コスト」を計算に組み込むことからスタートします。

まずは、あなたが取引する「通貨ペア」を選びます。新機能のコスト換算機は、クロス円だけでなくドルストレートやマイナー通貨にも対応しています。

選択したら、その下にあるスライダーを動かして、現在のリアルタイムのレート(例:USDJPY 160.0など)に合わせてみてください。

次に、お使いの口座の「往復手数料(ドル換算)」と「スプレッド」、さらに注文が滑ることを想定した「スリッページ」をスライダーで入力します。

これだけで、複雑な計算をすることなく、あなたの環境での「1トレードあたりの合計コスト(pips)」が自動で計算されるようにしました。この数字が、下のシミュレーター本体へ自動で引き継がれます。

ブローカーごとのルールの違いを確認する

コストの計算が終わったら、このツールの大きな特徴である「FXブローカー選択」を使って、口座ごとの現実の違いを確認してみます。

プルダウンから、実際に使っている、もしくは気になっている会社(AXIORY、XMTrading、Exness、DMM FX、GMOクリック証券)を選択してみてください。

選択すると、各社で異なる「基本ロスカット水準」と「レバレッジ倍率」が自動的にシミュレーターへ反映される仕組みになっています。

各社のレバレッジ制限の目安

AXIORYのレバレッジ制限(円建て基準)

有効証拠金(円)最大レバレッジ
50万円未満1000倍
50万円 ~ 70万円未満800倍
70万円 ~ 140万円未満600倍
140万円 ~ 700万円未満500倍
700万円 ~ 1,400万円未満400倍
1,400万円 ~ 2,800万円未満300倍
2,800万円 ~ 4,200万円未満200倍
4,200万円 ~ 7,500万円未満100倍
7,500万円以上50倍

XMTradingのレバレッジ制限(ドル換算基準)

有効証拠金($)最大レバレッジ
$40,000 以下1000倍
$40,001 ~ $80,000500倍
$80,001 ~ $200,000200倍
$200,001 以上100倍

※ 入力された現在の為替レートを基にドル換算して自動判定しています。

Exnessのレバレッジ制限(ドル換算基準)

有効証拠金($)最大レバレッジ
$30,000 未満2000倍
$30,000 ~ $99,9991000倍
$100,000 以上500倍

※シミュレーター内では、入力された現在の為替レートを基にドル換算して自動判定しています。

国内口座(DMM FX / GMOクリック証券)

有効証拠金最大レバレッジ
金額にかかわらず一律25倍(固定)

資金と目標、トレードルールを入力する

いよいよ、あなたのマイルールをシミュレーターに当てはめていきます。

まずは「初期資金」と「目標到達額」を入力します。キーボードで直接打ち込むこともできますし、+-ボタンを長押しすれば数字がスムーズに動きます。

初期資金はFXの口座に「いくら入金するのか」、目標到達額は「いくらまで増やしたいのか」を基準にします。

さらに、1Lotあたりの通貨量(10万、1万、1000)も、ご自身の環境に合わせて切り替えが可能です。

許容する連敗数が変わることに注目

初期資金・目標金額・通貨量を入力したら、シミュレーター中段にある「ロスカット水準(0%、20%、50%)」のボタンが、ご自身が実際に利用する「口座タイプ」と合っているか確認してみてください。

※ AXIORYの基本ロスカット水準は、ナノ口座などの20%に設定しています

読者さん

許容する連敗数が変わります

同じ資金であっても、このレバレッジやロスカット水準の違いによって「物理的に耐えられる連敗数(土俵際の粘り)」が裏側で自動計算され、結果が変わることに気づかされました。

連敗数(土俵際の粘り)の気づきに対しての記事はこちら

挑戦回数(資金分割)について

「挑戦回数」は初期設定の「1回」で進めるのが分かりやすいと思います。 すべての入力が終わった後に、ここを2回、3回と変更してみてください。

FXに使える資金を全額一度に口座に入れてしまうと、万が一資金が底をついた時に「強制退場」となり、次のチャレンジ権利すら失ってしまいます。

だからこそ、総額を分割して1回あたりの「初期資金」を抑え、挑戦できる回数(ライフ)を複数用意することが、相場で生き残るための防御策になります。挑戦回数を変えることで、その防御の大切さを数字で確認することができます。

「達成率」に大きく関係する項目が【挑戦回数=資金分割】です。

単利ロットと資金管理の選び方

シミュレーターの中段にある「単利ロット」と「資金管理方式」。ここを切り替えると、ツールの計算ロジックがガラリと変わり、固定バーの「試行回数」や「達成率」が大きく動くのを確認できます。

単利ロット(制限 ON / OFF)

「OFF(無限)」のままだと、資金が増えるにつれてロット数も無限に増えていく計算になります。しかし現実のFX口座には、1回で注文できる「物理的な上限ロット(約定の限界)」が存在します。

「制限 ON」に切り替えると、指定したロット数で複利計算をストップし、現実的な「単利計算」へと自動で切り替わります。夢の計算ではなく、リアルな現実(試行回数)を見据えるためのボタンです。

資金管理方式(ラチェット式 / 通常複利)

世の中の複利計算の多くは「通常複利」ですが、これには見落としがちな課題があります。連敗して口座残高が減るとロット数も一緒に小さくなってしまい、負け分を取り戻すのがすごく大変になる(逆戻りしてしまう)んです。

初期設定の「ラチェット式」にすると、口座の最高到達額をベースにロットを維持するため、一時的な連敗が起きてもロットが縮まず、次の勝ちで一気に資金を回復させることができます。数学弱者の私でも「一番効率よく進める管理法」としてAIさんと組み込みました。

通常複利ボタンを押した瞬間に、達成に必要な「合計試行回数」がドカンと増えるのをぜひ確認してみてください。ラチェット式という管理方式が、どれほど大きな優位性を持っているのかを自分の目で体感していただけるはずです。

ご自身のトレードルールの入力

普段のトレードで設定しているリスク許容範囲(%)や損切り幅(SL)、想定している勝率やリスクリワードをスライダーで入力します。

少し難しいFX業界の専門用語が並んでいます。AIに質問すると詳しい内容を教えてくれます。

私がFXを始めたばかりのころを思い出すと、この辺りの専門用語は「知っているつもり」レベルで、深い理解には程遠い状態でした。

FX歴5年を超えた今になって、改めて資金管理において重要な専門用語なのだと実感しています。

真の期待値とリアルな現実の確認

数値を動かすと、画面下部(スマホの場合は画面の上・下)の固定バーにある「真RR(真のリスクリワード)」や「期待値」、目標到達に必要な「合計試行回数」がリアルタイムで変化します。

ご自身で何度でも数値を動かして、一番無理のない現実的なバランスを探してみてください。

「合計試行回数」が多すぎると、目標額到達まで膨大な時間を要してしまいます。

損切(SL)とリスクリワード(RR)から導き出される決済位置(TP)。大きければ大きいほど、相場波動の中でチャンスが減ってしまいます。

「真の期待値」がマイナス(赤字)にならない設定を見つけること。そして、結果画面の「許容(〇連敗全損)」という数字を見て、ご自身の口座で何連敗まで耐えられるのかを知ること。

達成率や連敗の現実を落ち着いて把握することが、感情に振り回されずに淡々とトレードを続けるための「最大の防御(心の安定)」に繋がるのだと、私はこのツールから教わりました。

ぜひ、色々な数値を変更して、あなただけのルールを見つけてみてくださいね。

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