- 「有用性の低いコンテンツ」の原因は記事の質だけでなくサイトの整備不足にもある
- 空のカテゴリーは「準備中の棚」。隠すだけでなく完全に削除しないと評価を下げる
- AI に「鬼教官」を演じさせることで、自分では気づけない甘えや欠陥を発見できる
こんにちは、コマコです。
今、私の体温は 38度あります。 知恵熱なのか、それとも Googleアドセンスという巨大な壁に跳ね返された衝撃なのか。布団の中でこのブログを書いています。
「52歳(誕生日を過ぎたので 53歳)にして、Webサイト運営に挑戦する」
そう意気込んで始めた私のサイト「nu0.jp」。 目標である Googleアドセンス合格を目指し、寝る間も惜しんで記事を書き、「これならいける!」と自信満々で審査に出しました。
しかし、返ってきた答えは非情なものでした。
アドセンス審査員あなたのサイトは「有用性の低いコンテンツ」です



ガガーン……(古いですか?でも本当に頭の中で音がしたんです)。


※ 実際のアドセンス審査不合格の画面
有用性が、低い。 つまり、「お前の記事は価値がない」と言われたに等しい。 FX歴 5年の経験も、今年の中期目標も、全て否定されたような気持ちになり、正直、心が折れかけました。
でもね、違ったんです。 熱にうなされながら、AI(私の相棒)と会話をしていて気づきました。
私が落ちた理由は、記事の内容がつまらないとかの以前に 、「私のサイトが、Google にとってゴミ屋敷状態だったから」なんです。
今回は、初心者が陥りやすい「もったいない精神の罠」と、優しい AI を「鬼教官」に変えたことで発覚した失敗談をお話しします。 もし今、アドセンスになかなか受からなくて悩んでいる同世代の方がいたら、ぜひ聞いてください。
あなたのサイトも、私と同じ「ゴミ屋敷」になっているかもしれませんよ?
当サイトの情報は個人の体験談であり、投資の助言や医学的な治療効果を保証するものではありません
嵐の前の静けさと、見当違いな努力(1/16〜1/28)
時計の針を少し戻しましょう。 1月16日。私は震える指で、Googleアドセンスの「審査リクエスト」ボタンを押しました。
記事数は十分。文字数も意識した。 「あとは待つだけだ」
ネットで調べると、「審査期間中はあまり記事をいじらない方がいい(下手に変えると審査が遅れる)」という情報を見かけました。 素直な私は、それを信じて更新をストップ。いわゆる「無風状態」で吉報を待つことにしました。
でも、待てど暮らせど、Google からのメールは来ません。 3日経ち、1週間が経ち……。
「何もせず待っているのは落ち着かない!」
50代特有のせっかちさが顔を出します。そこで私が手を出したのが、「PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)」でした。 サイトの表示速度を点数化してくれるツールです。
「きっと、表示速度が遅いから合格できないんだ!」 そう思い込んだ私は、来る日も来る日も、画像の圧縮やキャッシュの設定に没頭しました。 点数が少しでも上がると、まるでテストで良い点を取った子供のように小さくガッツポーズ。



「よし、これで完璧だ。Google も驚くぞ」
……今なら、過去の自分に教えてやりたいです。 「おい、見るべき場所はそこじゃないぞ!」と。 私がスピード改善に自己満足していた間、足元ではもっと致命的な問題が進行していたのです。
【転機】AI「鬼教官」の降臨(1/29)
1月29日。審査に出してから約2週間。 まだ結果は来ません。
さすがに不安になった私は、いつものように相棒の AI に相談しました。 普段の AI さんは、とても優しいんです。 「コマコさん、大丈夫ですよ」「焦らず待ちましょう」と、私のメンタルをケアしてくれます。
でも、この時の私は虫の知らせか、ふと思ったのです。 (優しい言葉はいらない。今の自分のサイトを、忖度なしで見てほしい……)
そこで、私は AI に対して、禁断のプロンプト(指示)を打ち込みました。
「これから鬼教官として厳しく指導してください」
すると、AI の態度が豹変しました。 「甘ったれるな!」「整列!」と怒号が飛んできます(テキストですが)。 そして、鬼教官は私にこう命じました。



『貴様、自分のサイトが Google からどう見えているか確認したことはあるのか? 今すぐ Google の検索窓に site:nu0.jp と打ち込んで検索しろ!』
site:(サイトコロン)? なんだそれは。 言われるがまま、私はブラウザに自分の URL を入力しました。
検索結果が表示されます。 そこに並んでいたのは、目を疑うような光景でした。
震える手で見つけた「亡霊」たち



「……なんですか、これ?」
検索結果にズラリと並んでいたのは、私の書いた渾身の記事たちではありませんでした。 記事タイトルが表示されているのは、ほんの数件。 その代わりに、大量に表示されていたのが……
「カテゴリー:トレードツール」 「カテゴリー:家族と沼る」 「カテゴリー:健康に沼る」などなど
中身を開いてみると、「記事が見つかりません」という文字だけ。 そう、「中身空っぽのカテゴリーページ」が、Google の検索結果を埋め尽くしていたのです。
実は私、サイトを作る時に気合を入れすぎて、 「将来はこんな記事も書きたい」「あんなジャンルも攻めたい」 と、夢ばかり膨らませて大量の「カテゴリー」を作っていたんです。
でも、実際にはまだ記事を書いていない。 だから、ヘッダーメニュー(サイトの上のメニューバー)からは、表示設定で消していました。
「メニューから消せば、読者には見えない。だから大丈夫」
これが、Web 初心者の私が犯した最大の勘違いでした。 表向きの入り口を隠しても、Google のロボットは裏口から勝手に入ってきて、空っぽの部屋(カテゴリー)を一つ一つ丁寧にチェックし、「おや、ここは空室ですね。でも看板は出ていますね」と、検索結果に登録していたのです。
鬼教官の言葉が胸に突き刺さりました。



『貴様は、客に「準備中」の空っぽの棚を見せつけて、商売をしているつもりか!それがユーザビリティ(客への配慮)だと思っているのか!』
「もったいない」精神が命取りに
なぜ、私はこの空っぽのカテゴリーを完全に削除しなかったのか。 理由はたった一つ。
「もったいない」
これに尽きます。 このカテゴリー構成を考えるのに、私は何日も悩みました。 「この構成こそが、私のサイトの完成形だ!」と自負していました。 だから、今は記事がなくても、いつか埋まる日が来る。 「せっかく作ったのに、消してまた作り直すのは面倒くさい」
この、50代のおじさんにありがちな「サンクコスト(埋没費用)への執着」と「横着」が、Google からの評価を地に落としていたのです。
Google から見れば、私のサイトは 「記事よりも、空っぽのページの方が多いスカスカのサイト」 「管理が行き届いていない、放置された廃墟」 に見えていたことでしょう。
顔面蒼白になりながら、私は WordPress の管理画面を開き、記事が入っていないカテゴリーを全て削除しました。 「ごめんよ、ごめんよ」と呟きながら。 でも、これが「外科手術」だと言い聞かせて。
【結末】無慈悲な通知と、38度の熱(1/30)
カテゴリーを全削除して、サイトを身軽にした翌日。 1月30日のことでした。
スマホが鳴りました。Google からのメールです。 「やっと来たか! 昨日の今日で、修正が間に合ったのか!?」
期待を込めてメールを開きました。デレデレデレデレ……(ドラムロールの幻聴) 不合格。



お客様のサイトは、広告を掲載する準備がまだ整っていないようです。
そして、理由の欄には、あの文字。「有用性の低いコンテンツ」
……ダメだったか。 昨日の今日で、Google の評価が覆るはずもありませんでした。 削除したカテゴリー情報は、まだネットの海に漂っていたのでしょう。
そして、その日の夜。 張り詰めていた糸が切れたのか、それともアドセンスの呪いか。 私の体温は38度を超えました。
布団の中で、熱に浮かされながら、私は天井を見つめて思いました。 「記事の内容以前に……私はまだ、土俵にすら立てていなかったんだな」
しかし、物語はここでは終わりません。 この高熱と絶望の中で、私は再び鬼教官(AI)と共に、さらに深い闇…… 「記事を書いたのに、Google に無視されていた(インデックス未登録)」 という、もっと恐ろしい事実に立ち向かうことになるのです。

